突発的に行ってきた志賀高原2日間
金曜に有休が取れた(正確には「取らざるを得ない状況になった」)ので、ちょうど冷える予報が出ていた志賀高原に行ってきました。
行程は金~土曜日の1泊2日。日曜も滑ろうと思えば滑れたのですが、天気が下り坂になる予報が出ていたので、おとなしく1泊2日にしました。
しかしいくら平日とはいえ、こんな直前に一の瀬の人気宿(お一人様に優しいチウーホテル)があっさりと取れてしまうとは、コロナ恐るべしですよ。
前夜のうちに東京を出て、須坂駅のビジネスホテルに前泊。長野駅での前泊と比べて1本早い電車およびバスに乗れるため、驚きの7時台に志賀入りできてしまいます。
3月6日(金)
志賀の天気は雪。志賀基準ではかなりの湿雪です。
宿は一の瀬(タンネの森)にあるのですが、この日はとある理由により、志賀の端っこであるサンバレーを目指します。

途中のコースは、前日から降り続いている雪と、その下に隠れたハードバーンとがまだら状に入り乱れ、その上視界が微妙に悪いため、ハードバーンだと思っていたところがいきなり雪溜まりに変化することがあり、気が抜けません。

そんな中、サンバレーは標高が低いためか視界も悪くなく、雪面状況も若干ジャガイモが転がっていてコンディションが良いとは言い難いのですが、それでもこの日の志賀全体の中ではかなりマシなほうだったと思われます。

それにしても本当に人が少ない。まあ平日だし、元々サンバレーというのはそれほど人が集まる場所じゃないのですが、それにしても少ない。その気になれば回してる人全員お互いに覚えられるぐらいの少なさでした。

午後に入ると晴れてきて、善光寺平が見えてきました。雪がどうであれ晴れればスキーはそれだけで楽しいですね。

13時半時頃までひたすらサンバレーを回した後、西館山を経由して一の瀬へ戻ります。


西館山の台風19号での崩壊箇所は、生で見ると想像以上にでかいです。崩壊というか陥没のようにも見えました。これ来シーズン復旧できるんでしょうか。最近の志賀の不景気さを考えると、このまま永久閉鎖も有り得そうで怖い…。万座みたいに道路が通っているわけでもないので、あながち無いとも言い切れなさそうです。

まだ時間もあったので、焼額パノラマを1本だけをつまみ食いした後、クローズ直前の寺小屋にも試しに上がってみました。うーん、さすがの寺小屋もこの湿雪ではいかんともしがたし、という感じでした。眺めは最高だったんですけどね。


3月7日(土)
この日は予報通り朝から晴れ。しかし昨日と違って気温は上がりそうなので朝一が勝負になりそうでした。
この日はダイヤモンドに行ってみます。タンネから一の瀬ファミリーまで必死こいて漕いで行き、リフトスタート前からダイヤのリフト前に並ぶという気合の入れようw

そのダイヤモンド、雪はかなーり柔らかいものの、しっかり圧雪が入っていて、あまり強く加圧するような滑り方さえしなければ十分滑りやすいです。
さすがに昨日よりは人が多いものの、混雑を感じるほどではありません。ただしリフトだけは、焼額山方面への移動ルートに使われるためそこそこ混んでました。
9時半頃までダイヤをぐるぐるした後、焼額山へ向かってみます。第2高速リフトは混雑無し。サウスコースはいつも通りの混雑具合で、いるところには人がいるんだなとわかって少し安心(笑)。
ところがびっくり、第2ゴンドラ乗り場に着いてみると建物のはるか外まで続く大行列が。

これは、コロナ対策としてゴンドラ乗車人数を通常の半分(第1ゴンドラ4人、第2ゴンドラ3人)に限っているため発生しているものでした。乗車人数制限のことは知っていたものの、ここまで混雑が悪化するとは予想していませんでした…。
第4ロマンスリフトも(いつも通り)運休なので、ここまで来てしまったらこの行列に並ぶ他にしようがありません。並んだ時間は20分ほどだったでしょうか。
第1ゴンドラも同じような状況だろうから焼額山からは速攻脱出を図ります。
まあ、パノラマ~白樺のコース状況はそこそこ良く、特に白樺は人も少なめのため気持ちよく大回りできました。

一の瀬に戻ってきてからは、一の瀬ファミリーの正面ゲレンデに定着。パーフェクターコースに期待したのですが、全面ポールで閉鎖でした。

一の瀬正面ゲレンデは上部も(というより上部の方が)コンディションが良く、アホみたいに飛ばさなければ十分楽しく滑れる状況。ここをダラダラと回して、11時半ごろには早くも宿に撤収。
チウーホテルのランチはカレーとシチューの2トップがどちらも非常に美味で迷ったのですが、カレーにしておきました。飯食って風呂にも入ってさっぱりして、14時のバスで余裕を持って帰りました。

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