旭川周辺スキー場めぐりの旅4日間 3日目(ぴっぷ・和寒東山)

日記

北海道旭川周辺スキー場めぐり、3日目です。

2日目の記事はこちら。

3日目 2月9日(日)

寒波の威力はこの日がピークで、旭川ではなんと-26℃の最低気温が予報されました。果たしてリフトで凍死したりしないのか、その前にゲレンデにたどり着けるのか、いやそもそもまず車が動くのか、戦々恐々としながらホテルを出ました(車は、フロントガラスの氷を溶かすのに苦戦しましたが普通に動きました)。

予報通りの極寒ですが、天気は快晴。前夜からの降雪も(本州では軒並み50cm級の大雪が降ったようですが)ここ道央ではほとんど無く、深雪よりは極上カービングバーンを求めて、旭川市のお隣比布町にあるぴっぷスキー場を目指すこととしました。

6箇所目:ぴっぷスキー場

一言で言うと最高のスキー場でした。

ぴっぷスキー場は、旭川の隣町・比布町が運営するスキー場。索道はリフト3本(うち1本はパラレルペアリフト、1本はシングル)。

幅広で中~やや急程度の斜度があるコースが5本ぐらいあるので、滑走者が分散してどのコースもなかなか荒れません。混雑も無いので、滑走開始から2時間経っても3時間経っても高速カービングが思いのまま。こんな素晴らしいスキー場が旭川市街地から30分程度のところにあるということに驚嘆を隠せません。そしてこの素晴らしいスキー場を整備運営してくれている比布町にも惜しみない拍手を贈りたいと思います。

極上のカービングバーンが揃う。
極上のカービングバーンが揃う。
整備も完璧。
整備も完璧。

もちろん眺望も最高で、本州には無い広大な平地と、その遠くに見える旭川の街を望んでの滑走はそれだけで心が解放されます。

開放感あふれる眺望も魅力。
開放感あふれる眺望も魅力。

客層は、ゲレンデのポテンシャル相応に「ガチ」で、ポールトレーニングしていたレーシングチームもかなりレベルが高いとお見受けしました。

また、ゲレンデ上部には広い非圧雪斜面も存在し、距離・斜度ともにかなり滑りごたえがあります。降雪があっても無くても楽しめる、非常に利用価値が高いスキー場と言えそうです。

非圧雪斜面もかなり滑りごたえあり。
非圧雪斜面もかなり滑りごたえあり。

7箇所目:和寒東山スキー場

ぴっぷの素晴らしいゲレンデに後ろ髪を引かれつつも、次のスキー場を目指します。

次に向かったのは、比布町から塩狩峠を越えた北隣・和寒町にある和寒東山スキー場。リフト2本(うち1本はシングル)の純正ローカルスキー場ながら、各斜面とも斜度感ありありで滑走充実度は◎!一部には非圧雪斜面もあり。さらには小さいサイズ(スモールヒル?)のジャンプ台までありました。

ゲレンデ脇には小型のジャンプ台も。
ゲレンデ脇には小型のジャンプ台も。

リフト券は3時間券なら800円と格安。なんとナイター営業も(曜日限定ながら)しているようです。眺望的には、目の前を高速道路(道央道)が通過しているのが面白いですね。

センターハウスのすぐ後ろを高速道路が通過。スマートICを設ければパラダを超える「日本一ICから近いスキー場」になるかも?
センターハウスのすぐ後ろを高速道路が通過。スマートICを設ければパラダを超える「日本一ICから近いスキー場」になるかも?

ここも、地元レーシングチームと思しきジュニアやファミリーに混じって、それなりにガチっぽい感じの人が数人回していました。

日没前のいい雰囲気に包まれたゲレンデ。
日没前のいい雰囲気に包まれたゲレンデ。

帰りには、ぴっぷスキー場のそばにある温泉施設「遊湯ぴっぷ」で入浴。露天風呂やサウナもある「今風」な温泉施設で、なかなか賑わっていました。

比布町の温泉施設「遊湯ぴっぷ」。
比布町の温泉施設「遊湯ぴっぷ」。

4日目最終日に続く。

日記