旭川周辺スキー場めぐりの旅4日間 2日目(旭岳・キャンモア)
北海道旭川周辺スキー場めぐり、2日目です。
1日目の記事はこちら。
2日目 2月8日(土)
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この週末、日本列島には「最強寒波」が襲来し、本州では大雪のパウダーデイとなったようです。旭川でも前日夜には結構な降雪があったので、この日はかねてからの憧れだった旭川ロープウェイに向かうことにしました。折よく天気は晴れ。眺望も楽しめそうです。
4箇所目:旭岳ロープウェイ
旭川市街から1時間半で旭岳ロープウェイの山麓駅に到着。旭岳には夏に登ったことがありますが、そのときは裏手の層雲峡側から登ったので、ロープウェイを使うのはこれが始めてとなります。運行開始30分前にしてすでに大量のスキーヤー・スノーボーダーが列をなしていました。その大半は欧米系の外国人。
券種は、1回券1300円、4時間券4200円、1日券5200円等とあり、選択に悩みます。4時間で4本以上滑るなら4時間券、1日で5本以上滑るなら1日券が、1回券を都度買うよりもお得ということになります。これだけ人が多いと4時間で4本滑れるかどうか怪しかったのですが、バックカントリーに向かう人が多いだろうから2本目以降は空くに違いないと予測して4時間券を購入ました。が、結果的にこれは大外れとなりました。
9時の運行開始から約40分の待ちの末、ロープウェイに乗車。正面には旭岳の姿がくっきり見えます。山頂駅にあたる姿見駅では、上には旭岳、下には広大な溶岩台地の絶景が広がります。
この日はファットスキーを持ってきていたのですが、あまりに寒すぎてワックスが合っておらず、最初スキーが全く滑らず焦りました。さすがに斜度があるところでは普通に滑るのですが「歩き」が入るとかなりきつかったです…。
姿見駅周辺で一通り写真を撮り終えた後 コースを滑走開始。旭岳といえばバックカントリー・サイドカントリーが盛んですが、何も知らない一見さんがいきなりノートラックのコース外に飛び出るのは、いかに晴天とはいえあまりにリスキー。というわけで、ロープウェイの線下にあったトレースを追いかける形で少しだけコース外に出てみます。そこそこ楽しかったですが、基本的にツリーランになるのでオープンバーンが好き(というか木が怖いだけw)の自分としては、「まあいいかな」という感じでした。脱出のための歩きもかなり長かったし…。
というわけで1本目を滑り終えて山麓駅に戻ってくると、期待に反してロープウェイ待ちの列は最初よりも伸びています。再び30分以上待って2本目に乗りました。今度はコース外には出ずにBコース→Dコースとたどりますが、Bコースの途中で森林限界以下に入ってしまうと、残りは消化試合というか、単にちょっと急な林間コースですね。やはりここはBCで訪れてこそ真価を味わえるということでしょう。
2本目の滑走を終えて山麓に着いたら、ついに列は建物の外にまで伸びていました。この時点で完全に萎え、撤収を決断します。結果1本あたり2100円、1回券を2枚買えば2600円で済んだところを1600円の「勉強代」を払った形となりました。
次の目的地に向かう途中、少し寄り道して忠別ダムを見物しました。広大なバックウォーターは一面の雪原となっていました。
5箇所目:キャンモアスキービレッジ
旭岳が完全に消化不良(まあ眺望だけで一定の満足はしましたが)だった一方、次のキャンモアスキービレッジの良さは想定外でした。
リフトは高速クワッド1基を含む2基。
雪付きの悪い急斜面が閉鎖(といっても例によって多数の滑走痕が認められましたがw)だったため、滑れる斜面は全般的に斜度はやや緩いものの、なんと言っても高速リフトがある点が素晴らしい!
そして何より、まだ12時台だったにもかかわらず、3時間券に「終了(=16:30)まで」とマジックで大きく書いてくれたリフト券売り場のお姉さまに最大限の感謝を送りたいと思います。旭岳で高い勉強代を取られて下がっていた気持ちがかなり回復しました。
滑走者はファミリーが中心でしたね。
このキャンモアスキービレッジは、旭山動物園からほど近い距離にあるのも魅力の一つ。というわけで、キャンモアでの滑走を終えた後はその足で旭山動物園に向かいました。時間的に遅かったので見れないだろうと思っていた名物の「ペンギンのお散歩」も見ることができてラッキーでした。
また、ちょうどこの期間旭川では旭川冬まつりが開催されていました。ちょうど私が宿泊していたホテルのすぐ近くの通りも会場の一つになっており、「雪像」のさっぽろ雪まつりに対抗して(?)多くの氷像が展示されていました。
3日目に続く。
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