急に思い立って日帰りでアサマ2000へ

日記

2月最初の終末、日帰りでアサマ2000スキー場に行ってきました。

本当はこの週末はスキーに行くつもりが無かったのですが、平日に各地で「待ちに待った」まとまった降雪があり、なおかつ週末は好天が予想されたので急遽出撃することにしました(土曜日は用事があったため日曜のみの日帰り)。

2月2日(日)

昨シーズン新設された、佐久平からの無料送迎バスで現地へ。従来からある軽井沢発着便よりも30分ほど早くゲレンデに着けるのが魅力です。

去年この佐久平便に乗ったときは乗客が少なかったのですが、1シーズン経って認知度が上がったのか、途中経由地の小諸駅を過ぎてからはほぼ満席での運行となりました。

天候は予報通りの快晴。車坂峠の手前からは、八ヶ岳はもちろんのこと富士山まで見えました。バスの運転手さんがわざわざバスを止めて見学・撮影のための時間を作ってくれました(笑)。

車坂峠付近から見えた富士山。
車坂峠付近から見えた富士山。

ゲレンデからの眺望はこの通り。

STAGE4から黒斑山を望んで。
STAGE4から黒斑山を望んで。
STAGE2から嬬恋方面の眺望。
STAGE2から嬬恋方面の眺望。

特に、嬬恋の高原地帯を隔てて万座や横手山を望む構図は癒やしそのもの。これが見れただけでも、来た甲斐がありましたが、その上雪面はしっかりパックされていてカービングの快感が望むがままに味わえます。今シーズンここまでで最高の一日と言っていいでしょう。

バッチリ締まったSTAGE2の斜面。
バッチリ締まったSTAGE2の斜面。

この日は直前に思い立って来たこともあり、特に目的意識も無しにSTAGE2を中心にぐるぐる。アサマ2000のメインコースであるSTAGE2は、易しすぎずチャレンジングすぎもせず、絶妙に技術と緊張感を要求してくる好斜面。癒やしが欲しくなったら隣のSTAGE3へ。この2コースだけでしっかりとゲレンデとして成立しているのが素晴らしい。さらに基礎を確認したいときはSTAGE1、ちょっと違った角度からの眺望を楽しみたければSTAGE4、ポールトレーニングならパノラマと、各コース個性がはっきりしていて無駄なコースが無い。だからこそ小規模スキー場でありながらこれだけ人気があるんでしょうね※1なおアンテロープコースはこの日はクローズしていました。

あえて難を言えば、STAGE2の中段、夏道が横切るところに人がたまりがちなのが玉に瑕。こうなるとそこで一旦減速しなければならないため、全長600mのSTAGE2は、実質的に300mのショートコース×2のようになってしまいます。特にこの日は検定が開催されていたため、それを見物する人も含め多くの人がコース上にたまりがちになっていました。

中段のところには人がたまりやすい。
中段のところには人がたまりやすい。

また、2月15日に横浜で開催されるRed Bullアイスクロス※2アイススケート版のスキークロスとでも言うべきエクストリームスポーツ。の予選会が行われていたのですが、会場はSTAGE1の横のコース外側のゲレンデエリア外に設営されていたため、普通に滑っていたりリフトに乗っている限り、会場の様子が見えることは残念ながらありませんでした。

この日は一日を通じて、リフト待ちはほとんど無し。一瞬だけ第3リフトが混雑しましたが、STAGE2にかかる第2クワッドリフトは終日ほぼ飛び乗り状態で非常に快適でした。

午後の遅い時間になると、STAGE2全体が日陰となり、雪面が見えづらくなってくるのもアサマ2000の特徴。特に今日のような快晴の日は、日が当たっている場所と日陰になる場所とで明るさが大きく異なるので、滑りづらく無理は禁物。15時30分ごろに滑走終了し、来たときと同じ送迎バスに乗って帰宅しました。

午後にはゲレンデ全体が影になってしまう。
午後にはゲレンデ全体が影になってしまう。
撤収間際のアサマ2000。
撤収間際のアサマ2000。

写真は撮りそびれてしまいましたが、車坂峠を越えたところからは、夕焼けをバックに槍ヶ岳の尖鋒のシルエットがくっきりと見え感動しました。

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1. なおアンテロープコースはこの日はクローズしていました。
2. アイススケート版のスキークロスとでも言うべきエクストリームスポーツ。

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