白樺高原で毎年恒例のシーズンインキャンプ

2019年12月24日日記

白樺高原国際スキー場で、恒例のシーズンインベーシックトレーニングキャンプに参加してきました。

12月22日(土)

天気は晴れ。

白樺高原も、他のエリアと同様雪不足です。滑れるのは中央下部のクワッドリフト1本分1コースのみ。ただまあ、ここは人工雪頼りのスキー場なので、この時期にここしか滑れないということは数年に1度はあります。

ただし、その状況に学校行事スキーの集団が来るとかなり大変な状況になります。が、この日は十人単位のグループが数集団いたぐらいで大きな混雑は無し。衝突回避に気をもむことなく、基本のトレーニングに集中できました。

午後になると雪面上のやわからい雪が滑走者によって剥がされて、固い下地が出てきました。

カービングターンには最適なのですが、自分のヘタった(&先週までの滑走でエッジも落ちた)お古板ではうまくグリップせずちょっと消化不良でしたね。一日も早く雪が増えて、安心して本番板で滑りたいところです。

12月23日(日)

天気は曇り。

メインコース上部は懸命のコースづくりが続けられており、人工降雪機こそ稼働していなかったものの圧雪車が盛んに雪面を往復していました。

人工降雪機は未オープンの上部に集中投入されていたので、滑走可能なコースには雪の積み増しは無いのですが、それでも夜間にわずかに積もったのか、朝一は固い下地の上によくエッジが食い込む雪がついていて、快適に滑走できました。

コース造りの順序としてはは,メインコース上部ができたら次は下部の初級者向け迂回コース(ラビットコース)という順番になるんでしょうかね。メインコース下部は初心者にはちょっと急すぎるので、そこしか滑れないと転倒続出でなかなかかわいそうなんですよね…。上級向けのサラブレッドコースが滑れるようになるのは相当先になりそうでした。

午後にはこの時期毎年来ている都内の某学校のグループが入ってきたので、状況に配慮しながらの滑走となりました。1人のインストラクターに対して15人ぐらいの生徒がつくのでなかなか目が行き届かないようで、毎年転倒しても取り残されて泣きそうになっている子を見るのですが、今回は何人かのイントラを「遊軍」としてゲレンデ内に配置することで、転んで取り残された子を随時フォローしに入る体制となっていました。これはよい改善点だと思います。

トレーニング終了後、帰宅しようとしていた頃に、このエリアとしてはかなり本気の雪が降り始めました※1南岸低気圧によるもので、残念ながら新潟の方では雨だったようですが…。。今後のゲレンデ拡大が加速することを祈りつつスキー場を後にしました。 

ゲレンデ内は混雑したとはいえ、リフト待ちはそれほど無く(学校行事グループとタイミングがかぶっても1~2分程度)、雪面は多少固いとはいえかぐらのような荒れまくりのコンディションでも無いので、今現在滑れるスキー場の中では穴場的な存在だと思います。特に混む前の朝一は狙い目です。

自分用やるべきことメモ

  • 殿筋群の稼働による股関節の屈曲伸展(大腿四頭筋に主な負荷をかけるような動かし方をしない)。
  • 殿筋群に刺激を与える陸上トレーニングメニューを普段の自宅トレーニングに取り入れる。
  • 内股関節の緩め→踏ん張りによるターンの開始と終了。
  • 斜度に合わせた立ち方。
  • 足首からの前傾を忘れない。
  • ハンドワークによる、スキーの回転に合わせた腰の回転の促進(外向過多の抑止)。
  • エッジ切り替え時に次の内スキーが引っかからないポジションの調整。足が前に出過ぎているとテールが引っかかってうまく切り替えられない。

基本的に「知ってること」ですが、何度でも再確認すべきことでもありますね。

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1. 南岸低気圧によるもので、残念ながら新潟の方では雨だったようですが…。

2019年12月24日日記