白馬五竜でエアレッスン&思わぬ新雪にも巡り会えた2日間
先週末は、白馬五竜スキー場改めエイブル白馬五竜に、エアレッスンを受けに行ってきました。
3月23日(土)
天気は薄曇り。現地に前泊していたため朝一から滑り始めます。
8時15分のゴンドラ運行開始に合わせて並び、乗車まで10分ほど待ったのちアルプス平へ。そこからアルプス平ペアリフトに乗ってゲレンデトップに行くと、後立山連峰はやや雲がかかっていましたが、眼下の白馬谷は一望の下。そこへ向かって飛び込んでいくようなグランプリコースで、爽快な大回りを楽しむことができました。
その後は下山しゲレンデ下部のパークでエアレッスンへ。白馬五竜フリースタイルアカデミー(F-Style)の角階優人さんによる初中級向けエアレッスンでしたが、終始一貫して物理(力学)の法則と人体の構造・機能に立脚し、動作とその結果起きることの因果関係を明確にしながらのレッスンで、非常に説得力と実効性のあるものでした。と、こう書くといかにも堅苦しい理屈っぽいレッスンだったかのように感じられるかもしれませんが、そのようなことは一切無く、ノリと雰囲気を大切にした非常に楽しいレッスンでもありました。
3月24日(日)
朝目覚めてみると窓の外には結構な勢いで雪が降っていました。10cmほどの新雪があったようです。レッスン開始前にゴンドラでアルプス平に上がってみると、強風のため上部の全リフトが運休していましたが、少し待ったところ運行が開始されました。この影響で、グランプリコースの上半分はノートラック状態であり、たった1本ではありますが季節外れの新雪滑走が味わえました。
レッスンでは昨日行った基本を確認した後、個々人が希望する技を試していく段階に入りました。私はグラブ系を希望しましたが、どんな技でも重要なことはテイクオフを正確に行うこと、まずはストレートジャンプをしっかりと行った上で技をかけることである点が繰り返し強調されました。「エアはテイクオフが99%」「テイクオフに失敗して演技がうまくいくということはあり得ない」という言葉もありました。
難しい(できない)技にトライしようとすると、どうしても技をかけるタイミングが早くなりすぎます。テイクオフで「1」、技をかけるときに「2」、と声を出すやり方は有効に感じられました。また、タイミングが崩れてしまったら、一度ストレートジャンプと簡単な技(タックなど)に立ち戻ることが重要だということも学びました。
レッスンが終了する時間になると天候が回復してきたので、最後にもう一度アルプス平へ。後立山連峰の主稜線は残念ながら雲の中でしたが、八方・栂池方面や、白馬谷・鬼無里山地方面の眺望を写真に収めることができたので満足し、白馬を後にしました。
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