X脚 その他の動画

2018年11月16日X脚問題

前の記事で紹介したもの以外にも、Youtubeで「スキー X脚」で検索すると、山のように改善アドバイスの動画が出てくる。それだけ悩んでいる人が多いという証左だろう。

ここで紹介するのはそのほんの一部。いずれも基礎スキー界のビッグネーム、あるいは人気のスキー系YouTubeチャンネルによるものなので、私なんかが物申すのははばかられる面もあるのだが、X脚に悩み、それなりに真剣に考えた当事者として、僭越にもコメントしてしまいたい。

佐々木常念氏による動画

外脚起因のX脚と内脚起因のX脚に切り分けて解説している点に具体性があってよい。

外脚起因のX脚の矯正法について、「ブーツと膝と股関節が一直線上に並ぶようにするとよい」と述べているが、元からX脚や膝下O脚、股関節外旋位といった身体特性を持った人は物理的にそれができない、という点には言及が無いようだ。

内脚股関節を屈曲させられないためにX脚になる、という人は実際にいそうだ。普通、内脚股関節を屈曲させられない人は、単純に内脚荷重過多になるが、それを「自分なりの努力」で克服した人が次の段階で陥るのがこの状況かもしれない。

ただ、邪魔な内脚を前に送り出すことで「遊んで」しまうのでシェーレンになる、という因果関係は私は懐疑的だ。私の観測範囲では、ほとんどのシェーレンは、内スキーが外スキーよりも強くカービングしてしまうために発生するものだと思う。


齋藤勇洋氏の動画

氏の主宰するコミュニティに投稿された滑りの相談への回答として製作された動画※1動画の公開範囲設定は一般公開とされているので、ここで紹介することに問題はないと理解している。
あくまで個人の滑りに対する回答なので一般論として回答しているわけではない、という点は考慮する必要があるが、それを差し引いても「内脚に乗れないから内スキーの角付けが緩む」というのは、因果関係が不明、少なくとも自明ではないと思う。
「内脚に乗れないと【なぜ】内スキーの角付けが緩むのか」について説明が欲しい。


“Skier’s Lab”渡辺宏氏の動画

X脚について直接言及する動画ではないが、前回の記事の動画を作成するヒントとなった動画なので紹介する。股下が五角形になる立ち方を推奨しているが、私がこれをやるとものすごいアウトエッジ荷重になってしまう、ということに気づいたのが、身体特性とX脚の関係を考え始めるきっかけの一つとなった。

同氏が執筆している以下のブログ記事を併せて読むとより意図が伝わるかもしれない。

Skier’s Labブログより

 

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1. 動画の公開範囲設定は一般公開とされているので、ここで紹介することに問題はないと理解している。

2018年11月16日X脚問題