ゴールデンウィークまとめ:主に至仏山BCのこと

投稿者: | 2018年5月7日

ゴールデンウイークは尾瀬の至仏山で、ひさびさのバックカントリースキーをしました。

至仏山という山には、8年前の2010年に一度登ろうとしたことがあります。そのときはスキーをまだ本格的にやっていなかったので、バックカントリースキーとしてではなく普通の登山として登ろうとしたのですが、調査不足のため登山が禁止されている6月に訪ねてしまい、鳩待峠から引き返したという思い出。まあ尾瀬ヶ原の散策は楽しめたので全く何もせずに帰った訳ではないんですが、その時に尾瀬ヶ原からそびえ立つ至仏山を見、帰宅後にそこがバックカントリースキーのフィールドでもあるということを知り、「ああ、いつかあそこをスキーで滑ってみたいなあ」と思ったのが、その後スキーを本格的に再開したきっかけとなったりしたので、今回のBCはある意味「原点回帰」的な意味合いのあるものでした。

8年前に尾瀬ヶ原から見上げた至仏山

8年前に尾瀬ヶ原から見上げた至仏山

至仏山バックカントリー

入山日はゴールデンウィーク中少しでも混雑を避けるため、平日となる5月1日に設定。HIGH FIVE Mountain Works様にガイドをお願いしました。尾瀬第一駐車場から乗り合いタクシーで鳩待峠に登りいざ出発。

鳩待峠の様子。

鳩待峠の様子。

今年はどこも雪の減りが驚異的に早いですが尾瀬もその例外ではない模様。このことは滑走後の「帰り道」で我々を苦しめることになります。

樹林帯の緩い登りでシール歩行に体を慣らした後、いよいよ稜線上に出ます。春霞はかかっていますが天気は良く、尾瀬ヶ原、燧ヶ岳、上州武尊山などがよく見えます。気温はやや暑いものの、そよ風が程よく体を冷やしてくれます。

実はこの頃、左足首に靴ずれができてしまっていたのですが、ガイドさんにテーピングをしてもらったお陰で比較的痛みを感じることなく歩くことができました(さすがに無傷とはいかず帰宅後の今現在も治療中ですが)。

まずは小至仏山の山頂からドロップ。1本目なのでスピードはやや抑え気味でスタートするも、そこそこよく滑るザラメ雪、豪快に開けたオープンバーン、そして眼下に開ける尾瀬ヶ原の眺望とすべてが気持ちよく、ついついスピードが出てしまいましたw

そこからは至仏山の山頂に向けて登り返し。途中、スイッチバックに失敗して滑落しかけるというハプニングも。やっぱり体重過多はシール登行によろしくない…。

至仏山の山頂には13:50に到着。鳩待峠を出たのが8:30なのでここまで5時間20分もかかっている。途中1本滑走を挟んでいるとはいえちょっとかかりすぎ?

とはいえそこはコンディションの安定した春スキー、特に慌てることもなくゆっくりと山頂からの景色を楽しんだ後、いよいよ広大な山頂東斜面にドロップ!ライン取り自由自在、ゲレンデではまず不可能な超ロングターンを刻みましたw

山頂から2本に分けて樹林帯の入り口まで下り、その後はツリーラン。しかし雪の少なさが祟り、川上川の河床に下り切る前には雪が途切れてしまい、ツボ足で急斜面の下降を余儀なくされました。さらに川の水量が多く、スキーブーツでの渡渉は非常にスリリングなものとなりました。

そんなこともあり、鳩待峠に戻ったのは、最終の連絡バス発車直前の16:20。でも全員トラブルも無く、無事に山を楽しめたことを喜びあい、握手を交わして充実した山行を締めくくりました。

温泉ハシゴ

尾瀬に別れを告げた後は、宿を取ってある万座温泉に向かい群馬県を東から西へ長駆3時間のドライブ(正直こんなにかかるとは思わなかった)。万座全体に立ち込める凄まじいばかりの硫黄臭と真っ白に濁った湯は、「これぞ温泉!」と思わせるものがあります。夜に2回と朝に1回の計3回入浴し、体にしっかりと温泉成分(というより硫黄臭w)を染み込ませます。

翌日5月2日は観光の日、ということにしていたのですが、BCで作った靴ずれが思いの外痛み、ほぼほぼドライブのみの一日となりました。個人的に日本最高のドライビングルートだと思っている志賀草津道路※1火山活動の影響で万座三叉路〜草津殺生間が通行止めとなっていたが、万座から志賀高原の間は問題無しを通って長野県に入ります。

途中、例年であれば「雪の回廊」ができる場所も通りましたが、やっぱり低いですね。これまで前を通過したことは何度もありながら立ち寄ったことは無かった「日本国道最高地点の碑」にも立ち寄ります。渋峠・横手山の両スキー場は、それなりに滑ってる人がいました。

この日は志賀の麓の渋温泉に宿を取ってあったのですが、レンタカーを返却しなければならないので一度渋温泉を通過し、長野駅まで行って車を返却。その後電車で渋温泉まで引き返してきます。この頃には雨がパラついてました。

渋温泉は観光のお客さんでそこそこの賑わい。冬には温泉ザルを見に来る外国からのお客さんが多くなりますが、今は一段落し国内からの訪問者が多いとか。渋の温泉は無臭透明の湯。万座で若干湯あたりならぬ「硫黄当たり」していたのでちょうどよかったです。

志賀高原でのシーズンしめくくりスキー

明けて5月3日。この日から5日までの3日間は、志賀でのスキーレッスン。朝の路線バスで志賀高原に上がります。前夜から朝方にかけては雨が降っていたのですが、志賀に上がったあたりで止み、青空も垣間見えるようになりました。

3月以降の高温で、ほとんど滑れる場所が無くなってしまった志賀高原。初日(5月3日)は奥志賀だったのですが、強風のため午前中一杯で閉鎖となってしまうハプニング※2この日が奥志賀スキー場の最終営業日でもあったので、関係者にとってはなんとも煮え切らないシーズン終了となってしまったことだろう

5月3日の奥志賀スキー場第4ゲレンデの様子

5月3日の奥志賀スキー場第4ゲレンデの様子

2日目・3日目は渋峠・横手山で滑りました。2日目(5月4日)には、昼にいきなりすごい勢いで雪が降り出す(1時間ほどで止んだ)も。その場にいるスキーヤー・スノーボーダーの誰もが「1ヶ月遅いよ…」と心の中でつぶやいたことと思います。

突然雪が降り出した渋峠。

突然雪が降り出した渋峠。

渋峠・横手山で滑るのは実は今回が初。いつも混んでて入れないという横手山山頂ヒュッテの、名物きのこスープも堪能しました。

初日はガスり気味だったものの、2〜3日目は概ね晴天で、楽しく滑ってシーズンアウトすることができました。

GWを1日残して5月5日に新幹線で帰宅。足掛け6日間の旅行を終えました。

   [ + ]

1. 火山活動の影響で万座三叉路〜草津殺生間が通行止めとなっていたが、万座から志賀高原の間は問題無し
2. この日が奥志賀スキー場の最終営業日でもあったので、関係者にとってはなんとも煮え切らないシーズン終了となってしまったことだろう

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