車無しスキーヤー

投稿者: | 2018年4月16日

車を持っていない私。スキーにはもっぱら新幹線+バスで通ってます。バスツアーは、一度だけ使ったことがあるんだけどバスの席の狭さ、ワカモノに混じる肩身の狭さ、そして運転手のプロ意識の低さに辟易して使わなくなりました。

車無しの利点と欠点

まあ何と言っても酒がいつでも飲めるのが最大の利点ですよねw

あとはやっぱり新幹線は速い!特に北陸新幹線「かがやき」のデビューは衝撃的で、東京を朝一の列車で出ると7時台には長野駅に着けるのは非常に嬉しい。滑走時間が長くなるのもさることながら、過密空間が苦手な私としては、乗車時間の短縮は諸手を挙げて歓迎したい。

欠点は、行けるスキー場が限られてしまうところ。

公共交通機関が無いスキー場には基本行けないし、新幹線駅からのアクセスが無くて一度在来線に乗り換えなければならないところや、連絡するバスの乗車時間が長いところには行きづらい。

この点越後湯沢という駅の存在は死ぬほどありがたい。複数の大規模スキー場に短時間のバス乗車でたどり着けるし、駅から徒歩で行けるスキー場すらある。検定に向けてコソ練していた頃は、日帰りでよくお世話になりました。後述する「E4系荷物置き場問題」さえ無ければ完璧なんだけどね、湯沢。

車無しスキーヤー的視点・お気に入りスキー場集

石打丸山スキー場

越後湯沢周辺のスキー場の中でも特に好きなのがここ。朝一で東京を出れば、8時台にはゲレンデに立てるという優秀すぎるアクセスと、ゲレンデ規模・斜面の質が両立した稀有なスキー場。ネットでは、リフトのレイアウトが悪いとか雪質が残念とか設備が昭和とか割とボロクソだが、そんなことは補って余りあるくらい使い勝手が良い。ゲレンデに漂う雰囲気も穏やかで良いんだよね。

志賀高原

アクセスにかかる時間は長いけれど、長野駅からの急行バスが事実上着席保証というのが素晴らしい。ゲレンデ規模や雪質については言わずもがな。長野駅前は飲食店など時間をつぶせる場所には事欠かないので、バスと新幹線の乗り継ぎで空き時間ができても困らないのもいい。湯沢はここが弱点なんだよなあ。店が無いわけじゃないけど、キャパが足りなくて入れない。まあ、冬だけ賑わう街なので仕方無いんだけど。

野沢温泉スキー場

北陸新幹線の金沢延伸(飯山駅開業)で飛躍的にアクセスが改善されたスキー場。連絡バスの「野沢温泉ライナー」は、乗車時間25分程と短いにもかかわらず、観光バス仕様の車両を充当してくれているので、実質着席保証・荷物も床下荷室に格納可能。「リゾート」に向かう気分を損なわない素晴らしい配慮だ。弱点は、飯山駅周辺に時間を潰せる施設がほとんど存在しないこと。

アサマ2000パーク

規模は小さめながら、シーズンインの早さと、誰でも滑れる※1ただし1日1500円の使用料とヘルメット装着が必須本格的なポールコースが特徴のスキー場だけど、公共交通機関利用の訪問者へのサービスにも特筆に値するものがある。軽井沢駅から予約制の無料送迎バスを運行しているのだ。最寄り駅とスキー場を結ぶ無料バス自体は珍しいものではないが、軽井沢駅とアサマ2000は距離にして約30kmも離れており、バス乗車時間は60分程になる。これだけの長距離送迎を、宿泊者に限定せず日帰り利用者にも無料で提供しているというのは素晴らしいことだと思う。

車無しスキーヤー的視点・あと一歩なスキー場

かぐらスキー場

「湯沢系」としては破格の雪質、ゲレンデ規模、そしてロングシーズン。しかしその最大の弱点は、越後湯沢駅からのシャトルバスの貧弱さ。とにかくいつも通勤電車並の激混みで、積み残しの発生も日常茶飯事。普通の路線バス車両なので、荷物も自分で持って乗らなければならない。いくら乗車時間が短いからといっても、金取る以上はもう少し何とかしてほしい(野沢温泉ライナーを見習ってくれ)。

白馬五竜、白馬岩岳、八方尾根スキー場

いずれも滑走満足度・眺望とも素晴らしいゲレンデなのだけど、長野駅からの特急バスがスキー場の近くに停まってくれないのが難点。特急バスを下車後、ローカルのエリア循環バスに乗り継がないとスキー場にたどり着けないのだ。同じ「白馬系」でも栂池と白馬乗鞍はスキー場すぐそばにバス停があるので、この問題は無い。

もっと荷物置き場を!

北陸新幹線E7系/W7系と、北陸・上越新幹線E2系にはちゃんと荷物置き場がある。E7/W7は偶数号車の客室内東京寄りに、わざわざ席を2つ潰して荷物置き場を設置してくれており非常にありがたい。E2系は、小さいながらもデッキに荷物置き場がある。

https://www.westjr.co.jp/press/article/2015/09/page_7577.html

W7系荷物置き場(JR西日本ニュースリリースより)

E2系荷物置き場(JR東日本列車案内より)

問題なのは上越新幹線でいまだ現役なE4系。もともと大量輸送に特化した車両コンセプトで、極限まで席数を増やした設計(特に自由席の肘掛けなし6列シートのエコノミーっぷりは特急料金を取る車両としてありえないレべル)なので、荷物置き場は席上の棚以外に一切無い。棚も、通常の車両と比べて上下の幅が狭くて大きな荷物は入れられない。

棚を除くと、車両最後部座席の後ろが唯一の荷物を置けるスペースになるが、あそこはなんというかトラブル多発地帯なんだよね…。リクライニングが一切できないような置き方をするのも迷惑だし、長物やスーツケースをきちんと固定せずに置くとカーブで倒れたり転がったり(これは大宮駅入線時に多発する)して危険。かと思えば逆に、常識的なリクライニング角度が確保できる程度の置き方をしているにも関わらずイチャモンをつける着席者もいたり。こうもギスギスしていると、「自分で最後部席を確保して、その席の真後ろにのみ置く」のが唯一の安全解って感じ。しかしそれだと長物(スキー板)の固定に難がある。

E4系は上越新幹線では2020年度末までに廃止らしいけど、もっと早めてくれないかなあ。まあ「MAX」がつく列車を避ければいい話ではあるんだけどね。

たまにはレンタカーも

レンタカーで訪問したスキー場。左から竜王スキーパーク、X-JAM高井富士、よませ温泉スキー場。

免許を持っていないわけではないし、車を運転することも好きなので、たまにだけどレンタカーでスキーに行くこともある。一部のレンタカー会社では、スキー場とタイアップして、スタッドレスタイヤ装着車とリフト券をセットにお得な値段で利用できるプランなんかもあったりして、特に公共交通機関でのアクセス手段が無いスキー場に向かうときにはありがたい。

酒は飲めなくなるけど、家からスキーウェアを着て出発できたり、荷物のパッキングも適当に済ませられたり、何より終始プライベート空間が確保されていることの快適さは、やっぱりいいなあと思う。

 

   [ + ]

1. ただし1日1500円の使用料とヘルメット装着が必須

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